郵便局年金保険を知っている方は意外に少ないのではないでしょうか。
生命保険会社や損害保険会社の個人年金保険などと比べた場合、どんなメリットとデメリットが存在するのか。
そのことについて、順を追って説明しきましょう。
郵便局年金保険というのは、基本的に簡易保険の一種です。ですので、まずは簡易保険の特徴や概要を知っておくと理解がし易いでしょう。
簡易保険では基本契約及び特約の際、医師の診察を行いませんので、簡易な手続きで加入することが可能です。
(といっても加入の時点で何らかの病気にかかっている方を無条件で承諾はしません。審査が必要です)
また個人年金に関しても加入限度額があり、その額は初年度につき年額90万円。さらに、介護年金割増金の場合は被保険者一人につき年額50万円となっています。
そして職業による加入の制限がないことも魅力の一つ……とはいっても、やはり利点と欠点がそれぞれに存在する、というのが正直なところでしょう。
要するに「簡易」保険ですから、通常の保険よりは手軽である分、キックバックは小さくなる、と考えていただければ間違いはないかと思います。
現在、郵便局年金保険はかなり人気があります。
個人年金について行われたアンケートによると、年金の受け取りに対して不安を感じている方は全体の九割を超えていたそうです。
そしてその中で、「今後、最も加入したいと思う保険は?」という質問に対しては、「郵便局年金保険」と「民間生命保険」が各二割超、という回答率でした。
郵便局の年金保険がいいと答えた方のコメントは、
・つぶれる心配がない。
・どこでも近くにあって利用が便利。
・安心感がある。
・手続きの簡便さが他よりも上。
といったことが主でした。
郵便局年金保険は、その他の生命保険会社の生命保険と比べても、保険請求から受け取りまでにかかる手間や時間が短い、という話をよく耳にします。
実際におりる金額ももちろん重要ですが、こと保険に関しては受け取れるまでのタイムラグが非常に重要になってくるのは言うまでもないでしょう。
正直いって、老後の生活資金としては、公的年金だけでは心もとないのが現状です。確かに国の政策も的確とは言いがたいでしょう。
しかし、だからといってただ誰かが何とかしてくれるのを待つ、という姿勢は賢くありません。
自分の財産は自分で守る、というのは比喩だとしても、少なくとも運用の方向を自分自身で決定していく姿勢は必要でしょう。
あくまでひとつの選択肢としてですが、郵便局年金保険を検討しておくのもいいかと思います。